2021.02.03
ConoHa + KUSANAGIでLaravelをインストールする。
webサーバー:apache
php:7.3
Laravel:5.5
のLaravel環境をConoHa VPSのKusanagiに構築するまでの流れ。
目次
lampのプロファイルを作成
KUSANAGIがインストールされているサーバーにSSH接続しlampでプロファイルを作成する。
# kusanagi provision --lamp 【プロファイル名】
プロファイルを作成するときに設定したデータベースの接続情報はあとで使うので控えておく。
Laravelのインストール
作成したプロファイルに移動してLaravelをインストールする。
プロファイルディレクトリに移動
# cd /home/kusanagi/【プロファイル名】
ユーザーをkusanagiに切り替える。
# su kusanagi
Laravelをインストール 今回はLaravel5.5をインストールする
$ composer create-project laravel/laravel 【プロジェクト名】 --prefer-dist v5.5
パーミッションの変更とドキュメントルートの変更
WordPressのプロファイルの場合「DocumentRoot」配下が公開されるが、Laravelの場合public配下が公開される。
またWebサーバーからの書き込みを許可するためにstorageディレクトリとbootstrap/cacheを書き込み可能にする。
ユーザーをrootに切り替えて
$ exit
// もしくは su 【ルート権限ユーザー】
パーミッションを変更
# cd 【プロジェクト名】
# chown -R httpd.www storage/
# chown -R httpd.www bootstrap/cache/
httpd.confの設定を変更する。
# cd /etc/httpd/conf.d
# ls
//ディレクトリの中を確認し、【プロファイル名】_http.confと(SSLを設定している場合)【プロファイル名】_ssl.confをコピーしておく
# cp 【プロファイル名】_http.conf 【プロファイル名】_http.conf_cp
# cp 【プロファイル名】_ssl.conf 【プロファイル名】_ssl.conf_cp
#vim 【プロファイル名】_http.conf
#vim 【プロファイル名】_ssl.conf
#こんな感じに書き換える
DocumentRoot /home/kusanagi/【プロファイル名】/DcumentRoot
▼
DocumentRoot /home/kusanagi/【プロファイル名】/【Laravelのプロジェクト名】/public
<Directory "/home/kusanagi/【プロファイル名】/DcumentRoot">
▼
<Directory "/home/kusanagi/【プロファイル名】/【Laravelのプロジェクト名】/public">
サーバーの再起動
confの変更が完了したらWebサーバーを再起動する。
すると変更内容が反映される。
# kusanagi restart
これ忘れて表示されないなぁってなって時間を無駄にする…
再起動中エラーが発生する場合はssl.confが復活したせいで失敗している可能性がある。
# cd /etc/httpd/conf.d
# ls
// ssl.confがあったら消す
# rm ssl.conf
//再起動
# kusanagi restart